リードを提供するときに注意するポイントとは?

今回は、前回お話した、

セールスマンにリードを提供するプログラム

についてもう少しお話しします。

ある会社が、リードをセールスマンに提供したとしても、

そのリードに対するフォローアップが、実際のところ、

いかにお粗末かを知って、多くの会社はショックを受けることでしょう。

私は昨年、トレードショーや返信ハガキで、300社を超える企業に、

商品やサービスについての問い合わせを行なってみました。

驚くべきことに、誰かが訪ねてきたり、電話がかかってきたりして、

何らかのフォローアップがあった企業は30社(10%)に満たなかったのです。

残念なことですが、ほとんどの企業は、

見込み客を集めることには熱心ですが、

集めた見込み客に実際に物を売ることには、それほどでもないのです。

見込み客を提供されたセールスマンは、

どのような結果が得られたか、報告を求められるべきです。

もしあなたが、大量にリードを集め、

それをセールスマンに分配しているのなら、

直接、見込み客に連絡し、

あなたの会社のセールスマンから一度でも連絡があったかどうか

を、ランダムにチェックする手段が必要です。

リードを提供する相手が、

フリーのセールスマンやディストリビューター、フランチャイジーで、

法的にアカウンタビリティ(説明責任)を負わせるのが難しい場合には、

無料でリードを提供するのではなく、

彼らにリストを売りつけるようお勧めします。

リードに対して、きちんとフォローアップがなされているかどうか、

それを確かめていけば、あなたの会社のセールスマンを

もっと効果的に活動するようにできることでしょう。


ダン・ケネディ

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