前回のメールでは、「奇襲」タイプの
ダイレクトメールについてお話していました。
そして、今回のメールでは、「奇襲」する
手間をかける理由についてお話したいと思います。
この裏付けとなる理論は、「Aパイル・Bパイル」と呼ばれています。
(パイルは、郵便物などを積んだ山の意味。
Aパイルは、知人や友人などからの重要な郵便物。
Bパイルは、ダイレクトメールなど、重要ではない郵便物。)
多くの人が、ゴミ箱のそばで、郵便物を仕分けします。
明らかにBパイルと判断された、いわゆるジャンクメールは、
封も開けられず、あるいは、ちらっと一目見て、ゴミ箱に捨てられます。
それに対し、個人的な郵便物のように見える封書は、
Aパイルとして扱われます。
すぐに開封され、読んでもらえるのです。
封を開けると、中には手紙が入っています。
この「奇襲」攻撃の目的は、確実にAパイルとして扱ってもらうことです。
私は、これまで、さまざまなバリエーションで、この奇襲方法を用いて、
大きな成功を収めています。
私は、この理論が正しいと信じています。
この方法は、重役や経営者へのダイレクトメール、
医師や法律家へのダイレクトメール、
政治資金や慈善のための寄付を呼び掛けるダイレクトメールに、特に有効です。
次回のメールでは、このテクニックに少しひねりを加えた、
面白く、効果的なテクニックについてお話しましょう。
ダン・ケネディ
ダン・ケネディ「富を引き寄せ裕福になるための10の方法」【無料】
マーケティングの神様、ダン・ケネディの知識をお届けします【無料】
【今なら最大30%OFF】多くの政治家、経営者、投資家愛読の『ニューズウィーク日本版』