前回のメールでは、セルフメイラーを使えるときについて、
お話してきました。
今回のメールでは、セルフメイラーの注意点についてお話します。
基本的に、既存客にダイレクトメールを送る場合をのぞいて、
セルフメイラーは避けるべきです。
新しいビジネスのために見込み客を獲得しようとするなら、
ほぼ例外なく、封書のほうがより効果的です。
あるいは、あなたが、長々と細かなセールス・ストーリーを
語ろうとする場合では、封書のほうが効果的だということです。
多くの場合、セルフメイラーは、手紙と言うより、
看板広告のようなものにならざるを得ません。
人は、封筒に入っていないものを、手紙とは認められないのです。
セルフメイラーを避けるべき場合は他にもあります。
例えば、会社の重役や医師など、おそらく秘書などが
郵便物を前もって選り分けていると思われる人たちに、
メッセージを読んでもらいたい場合。
あるいは、あなたのオファーについて、きちんと説明するために、
複数の資料を読んでもらう必要がある場合。
そして、最後に、平均以上のレスポンス率を達成したい場合です。
もう一つ、極めて一般的な経験則があります。
それは、消費者へのマーケティングより、
法人向けマーケティングにおいて、
セルフメイラーは、より受け入れられないし、
効果も低いということです。
封書によるダイレクトメールを送ることに決めたとして、
今度は、さらに2つ、選択肢があります。
私が呼ぶところの「看板広告」タイプのダイレクトメールにするか、
それとも「奇襲」タイプのダイレクトメールにするか、です。
これについては、次回お話しようと思います。
ダン・ケネディ
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