それぞれのダイレクトメール
― 手紙、小冊子、レスポンス・デバイス(注文用紙など) ― に、
あるストラクチャーがあるとして、その同じストラクチャーが、
それら3つ全てに、当てはまるものでなければなりません。
それどころか、同じストラクチャーを用いるだけでなく、
それら3つ全てで、セールス・ストーリー全体を繰り返すべきです。
もちろん一語一句まで繰り返す必要はありません。
しかし、手紙を読めば、小冊子を読まなくても注文ができるように、
あるいは、小冊子を読めば、手紙を読まなくても注文でき、
さらには、注文用紙だけ見れば、手紙も小冊子も読まなくても、
注文できるようになっていなければならないのです。
このことは、事情に通じた人だけが知っている
ダイレクトメール作成の秘訣中の秘訣です。
このことを軽視してはなりません。
顧客の行動をコントロールすることはできません。
顧客が取るかもしれないさまざまな行動に、
できる限り備えておくことしかできないのです。
このストラクチャーは、オープニング(冒頭部)から始まります。
このオープニングは、ヘッドラインかもしれませんし、
手紙の最初の1~2行かもしれません。
そのオープニングが何であれ、次の3つの内、
少なくとも1つのことは果たさなければなりません。
1: 短い言葉で、オファーを伝える
2: オファーの最大のメリットを強調する
3: 読み手にターゲットを定める
次回のメールでは、ダイレクトメールのオープニングの、
これら3つの側面について、さらに詳しく説明しましょう。
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