心の声を引き出そう

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FROM:テッド・ニコラス

私は読書が好きで、本・新聞・雑誌などをよく読んでいるのですが、心から感動するような文章は滅多に味わえない贅沢品といってもいいでしょう。

皆さんもきっと同じように感じていると思います。

時事の話題を追うばかりの味気ない新聞記事を読み終えた後に、「それ」は突然、私の心の中から噴き出してきます。

「それ」とは、コピーに込められる、かけがえのない「声」。

こんな話、私自身も含めて、これまで誰もしていないでしょう。

でも実は、私は新しい発見があるたびに、皆さんにお話するようにしています。

皆さんがこうやって私のメルマガを読んでくださるのも、そんな私の話が聞けるからだと思いますから。



「声」を創り出す

私が事業を成功できたのは、自分が非常にユニークだと感じる「声」を創り出せたからだと思います。

この「声」によって私は同業のライバル達より、一歩リードすることができたのです。

そのお陰で、魅力的で説得力のある「声」を多くのクライアントや教え子たちにこれまで提供することができました。

私自身、まさかその方法を教えるようなことになるとは思っていませんでしたが、いまから皆さんにお教えしたいと思います。

人の心を動かすコミュニケーションを実現するには、それが印刷物であれインターネットまたはTV・ラジオであれ、自分自身の「声」で伝えなければいけません。

簡単そうに聞こえるかもしれませんが、これが実は難しいのです。

いつも自分がしゃべっているように会話するように、相手に伝えなくてはなりません。

他の誰でもない、ありのままの自分になる必要があるのです。

どんな成功事にも言えますが、「言うは易し、行うは難き」です。

まず一つだけハッキリさせておきましょう。

私が話しているのは、でっち上げでも、まやかしの「声」でもありません。

すでに皆さん自身の心の中にある「声」について話しているのです。

その「声」を解き放ってあげるだけなのです。



つまらなくて味気の無いコピーの言葉


しかし、ほとんどの人は、その感情を伴った心の「声」を解き放つのではなく自分の外に出さないようにして、意味がどうであれ、いわゆる「教養的」とされる言葉に直してしまいます。

「教養的」な言葉は非常にありふれたもので、これは学校での国語教育の弊害とも言えるでしょう。

国語の授業で優秀な成績を取りたければ、文法的に正確なだけの無味乾燥な言葉を並べればいいのですから。

でも、そうした言葉をコピーに使用すれば、つまらなくて味気の無い理屈だけのコピーになり、誰も(学校の先生を除いては)見向きもしてくれないでしょう。

マーケターにとっては、誰も商品を買おうとしないという最悪のシナリオとなります。

ところで心の「声」ですが、ほとんどの人の心に複数存在することがわかっています。

信じられないほど多くの「声」を持った人もいますが、こうした「声」はその目的により呼び起こされます。

もし自分自身の強烈なホンモノの「声」を引き出すことができたら素晴らしいコピーがつくれると思います。売上も急上昇すること間違いありません。



「声」を具体的に定義するとしたら、、、

では、その「声」とは、具体的にどのように定義したらいいのでしょう?

自分自身の言葉、表現、性格、流儀、これらをすべてさらけ出すことによってはじめて自分というものを表現できます。

セールスコピーをはじめ、周囲にある様々な文章をよく見てください。

ほとんどのものが、悲しいほどに色も無く個性に欠けていませんか?

国語の授業で優秀な成績が取れるだけの正確な文法では、いいコピーはつくれません。

読みやすく、説得力があり、人の心をつかむもの、これがコピーの大切な要素なのです。

そうしたコピーを皆さんが作れるように、国語の授業ではなくマーケティングでトップの成績を取れるようにお手伝いするのが私の仕事であり目標なのです。

これまで私は様々な「声」をクライアントに提供してきました。

最初のクライアントは、あるアイスクリーム・メーカーで、初めての「声」はシェフとしてのものでした。

同メーカーは、私の名前で複数の製法特許まで取得しています。

その当時の私は、私の父が経営するファミリーレストラン兼アイスクリーム店で働くシェフだったらどんな「声」を発するのかということを考え始めていました。

その後、本を出す機会に恵まれ、最初の著作の執筆中に、二つ目の心の奥の「声」を引き出すことに自信を持てるようになったのです。

私は、自分の「声」に自分のモノの見方を込めてきました。

自由市場、小さな政府、反弁護士、反官僚、逆張り投資家という主義をそれぞれ支持しています。

(逆張り投資家である理由は、私が学校で教えられたことや一般に正しいとされることはまったくのデタラメであることが多く、ほとんどの人が投資に関して間違った認識を持っているからです。)

私の本を売るのに使用したコピー、最初のダイレクト・レスポンス・マーケティング の2件の仕事で使用したコピー、他の作家の著作物56冊に提供したコピーすべては、逆張り投資家としての「声」を反映させたものでした。

このように私の魂の奥底から湧き出る、逆張り投資家としての「声」は、これまで大成功を収めてきました。

ユニークで利用価値の高い「声」を、クライアントの真の「声」の中から創り出すことが私の仕事なのです。



どうやって、「声」を引き出すのか?

まずクライアントの話にひたすら耳を傾けることで、クライアントにとって何が本質的に最も重要なのかを探り、理解します。

マーケティングの上で、この部分は非常に難しいプロセスの一つだと思います。

では、著名な起業家による「声」の成功例を見てみましょう。

■ ゲーリー・ハルバート氏の場合
いまは亡き私の友人であるとともに、世界トップクラスのコピーライター。彼の「声」が織りなす、生意気でクレージー、そのくせ憎めないキャラクターは、彼のファンにとってはたまらない魅力です。そんな彼独特の才能により、そのコピーに触れると、まるでロッカールームやバーで親友とビール片手にくつろいでいるかのような世界へと瞬間移動してしまいます。

ここで注意が必要なのは、そうした「声」のすべてが読み手全員に向けられるものではないという点です。例えば、ゲーリーのファンは彼の作品が大好きでしょうが、専門的な分野に関心のある読み手からすれば彼のコピーにはまず興味を持てないでしょう。

だからこそ、起業家は自分の専門性を持たないといけないのです。ここで皆さんが使う「声」は、自分の専門性を煮詰めていく際に大きな力となります。実際のところ、「声」を使わなければ不可能といってもいいくらいです。

自分自身を表現するユニークな「声」を引き出し、大きく伸ばしてください。最初のステップとしては、自分の心の中にある、抑えきれない「声」を使ってヘッドラインやコピーを書いてみることです。自由に自分自身を表現できるように努めましょう。そして気の向くままに感情を放出してください。

コピーを作る時は、次の質問に答えるようにして書いてみることをおススメします。

「会社の同僚や家族または学校の先生にどう思われるかに惑わされることなく、自社の商品や会社の良さについてどんなことでも言えるとしたら、あなたなら何と言いますか?」

これさえできれば、そして自分の中に眠る唯一無二の魔法の「声」を解き放つことができれば、コピーの質・クライアントの反応・ビジネスの成功といったすべてのポイントにおいて大幅な進歩が生まれるでしょう。

皆さんが見つけた自分の「声」、そしてそれが皆さんにとってどんな意味を持っているか、聞かせてもらえたら嬉しいです。

テッド・ニコラス


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