情報ビジネスの終焉 No8

300億のビジネスマンの知恵
 
インフォビジネスで世界一と言われる企業がある。

そこは、年間300億円くらいの売上なんだけど(インフォで300億ってったらすごいよね!?)

しかも、毎年ガンガンの勢いで伸びている。

このレポートをあなたが読んでいる頃には500億円を超えているかもしれない。
 
そこの創業者が面白い事を言っている。

これはとても意味の深い言葉なので、もしかしたら、あなたのビジネスの見方、考え方を、つまり将来のビジネスの捉え方を全く変えてしまうかもしれない。

『“買う”という行為は感情的なニーズを満たす事だ。そして、その感情的なニーズは満足する事はない。』
 
そう。情報だろうがモノだろうが、何かを“買う”という事はとても感情的な行為なのだ。

そして多くの人が、人間がモノを買うときは、そのモノそのものが欲しいから買うのだと考えている。
 
しかし、それは違う。感情的なニーズが発生して、それを満たしたいのだ。

そして、そのニーズは決して満たされる事はない。

あなたの本棚を見てみよう。まだ読んでない本が何冊あるだろう?

その本は読まなきゃならない。しかし、あなたは本屋やアマゾンからどんどん新しい本を買うだろう。
 
僕は毎回、本屋に行くと10冊くらい本をまとめ買いする。

その本を買う時点から分かっているのだが、これを全部、読むヒマなどない。

さらに家には読んでない同じような本がたくさん山積みになっている・・・
 
理屈で考えればこんなにバカバカしい事はない。

読んでない本があるのに新しい本を買ったら、読めない本がどんどん増える一方じゃないか!?

しかし、あなたはそんな事を考えてはいない。“感情的なニーズ”を満たしたいのだ。
 
つまり、本を買うという行為そのもので感情的なニーズを満たしたいのだ。

だから、買うという行為自体がとても満足度の高いもので、そして、買った途端にその満足はどんどん失われていく。

そして新たな、感情的ニーズが生まれる。
 
腕時計が大好きな人がいる。人間には腕は2つしかついていないのに、彼らが持っている時計の数は膨大だ。

そして、もう着けられないほどのたくさんの腕時計を持っていながら、新しい腕時計が出たら、それが欲しくなる。

メチャメチャ欲しくなる…
 
分かるかな?
 
つまり、僕らが起業家としてやるべき事は一つ。

そのお客の感情的なニーズを“見つけて”それを満たす商品を次から次へと作って売っていくことだ。
 
これで分かってもらえただろう。インフォビジネスは終わらない。

人間の感情的なニーズは一生満たされることがないのだ。

料理に興味のある人は何十年と料理に関する本を買い続けても、そのニーズは満たされる事はない。

実際、新しい料理本が出たら、その人は真っ先に買うだろう。

それと同じようにコピーライティングの教材をたくさん買う人は、新しいものが出た時にまたコピーライティングの教材を買う確率がとても高い。

ダイエットのDVDを買う人は、またダイエットのDVDを買い続ける…

from 小川忠洋


「富を引き寄せ裕福になるための10の方法」【無料】