情報ビジネスの終焉 No6

情報ビジネスは無くなるのか!?

じゃあ、僕自身はこのビジネスの将来に対して、悲観的な予測をしているんだろうか?そんな事はない。

冒頭でも言ったとおり、僕自身は、このビジネスに対して、極めて楽観的な未来を予測している。

その理由を話そう。

ほとんどの人は『情報ビジネス=ノウハウをEブックにまとめてネットで売る』と考えている。

そしてこういったビジネスは最近登場した、新しいビジネスだと思っている。

それは、違う。情報をパッケージ化して商品として販売するというビジネスは何十年も前から存在していたのだ。

そして、その形は“ノウハウをEブックで売る”というだけのものではない。

様々な形があるのだ。新しいのは“Eブック”というパッケージそのものが新しいだけだ。

だから、僕は自分のビジネスを“情報ビジネス”と呼ばないことにしている。

僕はこれを“インフォ・ビジネス”と呼んでいる。“情報”のパッケージ方法には本当にいろいろあるが、どんなパッケージがあるかと言えば、、、
  ●Eブック
  ●MP3
  ●ダウンロードするもの
  ●メンバーシップ・サイト
  ●本
  ●CD
  ●セミナー
  ●DVD
  ●マニュアル
  ●PCビデオ教材
  ● ホームスタディコース
  ● オンラインセミナー
  ● テレセミナー
  ● マンスリーインタビュー
  ● ニュースレター
  ● リセールライト
  ● ライセンス
  ● コンサルティング
  ● テレ・コンサルティング
  ● コーチング
  ● テレコーチング
  ● マスターマインド
  ● メンタープログラム
  ● ワークショップ
  ● ゲスト・スピーカー
  ● スペシャルイベント
  ● ホットシートセッション
  ● などなど
インフォビジネスには実は結構長い歴史がある。

インターネットが出現する前からインフォビジネスはあった。

いや、それどころかFAXが出現する前からもあったのだ。

そして、インフォビジネスがこの世からなくなる事はない。

インターネットマーケティングの天才“マークジョイナー”はこういった。
『インフォビジネスが無くなる日、
それは人々の悩みがなくなる日だ』

当然の事ながら、僕らの頭から悩みがなくなる事はない。そんな日は絶対にやってこない。

今の問題が解決されれば、別の事が気になってしまうのが人間というものだ。
(まあ、これがあるから文明は発展してきたのだろうけど)

僕ら、“人間様”は動物と違って、“食欲”や“性欲”だけで動いているわけではない。

僕らは好奇心とか自尊心とか向上心、あらゆる問題解決に対する新しい情報を強く求めている。

例えば、僕が海外旅行するときなんか、よく思うんだけど、飛行機に15時間とか乗る事になる。

そうすると、とにかく暇で暇でしゃーない。映画やDVDを見たり、本を読んだりしてその時間を過ごす。

その時には、本当にお腹が減ったかのように、本とかDVDとかCDとかの“情報”が欲しくなる。

これは、あなたにもきっと経験があるだろう。3時間くらいの暇な時間ができたときに、本を手に取ったりCDを聞いたり。

人間、何時間も何もしないでいる事には耐えられないのだ。

僕はその飛行機内で思った。この欲求がある限りインフォビジネスは無くならないだろうと・・・。

実際、この欲求はあなたが考えているよりもはるかに強烈だ。

たとえば、独房を考えてみよう。独房では、誰ともコミュニケーションすることができない状況で外部の情報が全く与えられない。

こんな部屋に閉じ込められると人間、気が狂ってしまう。

そして、今の時代、僕らは食欲よりも強いくらいその欲求を持っている。

特に今の時代、日本で生活している人は、“食欲”で悩む事はほとんどない。

僕らはそれに関しては常に満たされている。

“物欲”で悩むこともだんだんと減ってきている。

何故なら、“物”の価格がどんどん急降下しているからだ。(家電量販店に行くと分かる。半年前の新機種のテレビは、今では旧モデルとして安い値札がついている)つまり、“物”の価値はどんどん下がってきているのだ。

ところが、“情報の価値”は“物の価値”に比べてどんどん上がってきている。

そして、一部の人はそれに気づいている。

例えば、ベストセラー作家の勝間和代さんは著書(自分をグーグル化する方法)の中で「情報こそが現代の通貨である」と言い切っている。

つまり、情報こそがお金だと言っているのだ。

from 小川忠洋


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