情報ビジネスの終焉 No15

情報ビジネス5つの間違い

Eブック≠インフォビジネス

ほとんどの人が、インフォビジネスとは、Eブックをインターネットで売るものだと思っている。

しかし、それは違う。

冒頭のほうでも言ったとおり、インフォビジネスというのは、何十年も前から存在している、インターネットやFAXがない時代から存在している。

Eブックをネットで売るのがインフォビジネスだと思っていたら、それは、食パンをコンビニだけで売るのが外食ビジネスだと思っているようなもの。

外食にはいろんな種類があるし、販売する場所もいろいろある。

覚えておこうEブックはビジネスではない。

Eブックはただのパッケージだ。これからEブックの値段はどんどん下がるだろう。

今、アメリカではEブックが1万円以上だったら売れないと言われている。

ほとんどのEブックは5000円以下だ。

そして、日本で販売されている数万円のEブックよりもはるかに内容が詰まっている。

その時代が来たら、Eブックだけでビジネスをしている人は売上がめちゃめちゃ下がって生き残れない。

単品商品≠インフォビジネス

ほとんどの人が一つのEブックを書いてそれをネットで売り出すことから、始める。

そして、そのたった一つの商品だけでビジネスをやっていこうとする。これはとても危険だ。

ダイレクトマーケティングの黄金法則で“利益はバックエンドにある”というのもある。

つまり、本当の利益は、バックエンド=2番目以降に売る商品にあるのだ。

フロントエンド=お客が初めて買う商品、だけでビジネスを構築していくのはとても難しい事なのだ。

今まではこれでも通用した。フロントエンドだけの単発商品でも、儲けることはできた。

しかし、これからは競争の時代。フロンドエンドだけで利益が出る時代は終わる。

長期的にダイレクトマーケティングで成功している会社で、単発商品だけで成り立っている所はほとんどない。

少なくとも僕の知る限りは。

まあ、これはインフォ・ビジネスに限ったことではない。

インターネットでビジネスをする全ての会社に当てはまることだ。

あなたが例え、今単品商品だけでPPC広告をして毎月数百万儲かっているとしたら、危険だ。

バックエンドプログラムをばっちり備えた競合が参入してきて、あなたと同じような商品をあなたよりも低価格で出してきて、あなたよりも広告費を大量に投入してきた時、あなたには勝ち目がない。

あなたは市場から撤退せざるを得なくなる。(実際、僕のマスターマインドコーチングメンバーにこういう人がいた。彼は今バックエンド商品を作ってもっと競争力の強い安定したビジネスを作っている)


金儲け≠インフォビジネス
 
情報ビジネスは、ちょっとした“金儲けのノウハウ”をEブックで売る、というものがメインだった。そのため、“金儲け情報”を売るのがビジネスだと思っている人が多いが、それ以外にもたくさんのマーケットがあるのだ。

インフォビジネスには実にいろいろな種類がある。

どんなものが売れるんですか?とよく聞かれる事がある。
●健康関連
●ビジネス関連(BtoB)
●能力開発・自己啓発
●趣味・How To

しかし、もっと簡単に売れる商品を探す方法がある。

それは、本屋だ。

そう。アマゾンとかじゃなくて、紀伊国屋とかのリアルの本屋。

本屋は、インフォビジネスの一番古い形だ。

そこで売れているものは、インフォビジネスになるって事だ。

本屋に行ってみてみれば、分かると思うが、“金儲けの情報”なんてほんの一握りだ。

ベストセラーにそういった情報が入ることはめったにない。

実にたくさんのマーケットがあるのだ。

インフォビジネスは自分には関係ない

もし、あなたが昔ながらのビジネス(印刷屋とか歯医者とかカイロプラクターとかなんでも)をやってるなら、『情報ビジネスは情報起業家がやるもの。

自分のような普通のビジネスをしている人間には関係ない。』と思っているかもしれない。それは大きな間違いだ。

何故なら今からの時代、2つの大きな潮流がある。ひとつはインターネットの圧倒的な普及。

そしてインターネットで求められるのは、“情報”だ。

何かを買おうと思ってネットにアクセスする人は何かを調べようと思ってネットにアクセスする人に比べると圧倒的に少ない。

そしてもう1つは情報化社会。これからの時代で求められるのは情報だ。

情報が最も大きな価値を持つ。

勝間さんの言葉を聞くまでもなく、情報はお金だ。

現代人が求めているのは新しい情報、優れた情報である。

それに反して、“物”の価値はどんどん落ちてきている。

“物”はどんどんコモディティ化(どこでも売ってる消耗品)している。

コモディティ化したものは、価値が低いので、欲しいという欲求がわかない。

なので、ほとんどの人は値段を見てモノを買うようになる。

その結果、あっと言う間に値段が下がる。

これでは利益が上がらない。

そして、あなたが日本に住んでいる限り、そして平均的な暮らしをしている限り、あなたの生活にこれ以上、“物”は必要ないはずだ。

あなたの欲求を刺激するモノと言うものはどんどん少なくなってきている。

そして、逆にあなたの欲求を刺激する“情報”はどんどん増えてきている。

そんな中、あなたのビジネスを今までのやり方でやれば、確実に価格競争に巻き込まれることになる。

価格競争に巻き込まれたらビジネスは地獄だ。

その代わりに、このレポートでも紹介したようなケトルベルのように、ダンベルだけを売るのではなく、ダンベル+情報のパッケージにして売ることによってあなたのビジネスには革命が起きる。

忘れてはいけない。僕らは本物の、情報化社会の中に生きているのだ。


サイドビジネス≠インフォビジネス
 
情報ビジネスの世界では、月商数百万円で「自分は成功した…」的なメッセージが多い。

これは非常に残念だ。

はっきり言って、サイドビジネスだったら、数百万円あれば大成功だけど、本当のビジネスだったら、数百万円は全然だ。
 
そんなお金はビジネスをやっていたらちょっと状況が変わるだけであっと言う間に無くなってしまう。

スタッフが増えて、事務所を借りて、様々な普通の事をやるだけで、ジュワッと消える。

とても不安定な状態だ。

たとえばそういう人のビジネスを見ると、単品商品をPPCで売ってる場合が多いんだけど、きっちりしたマーケティングが全然できてない。

もっときっちりしたマーケティングや商品ラインを作れば、簡単に売上が5倍10倍になるだろうというのをたくさん見てきている。
 
たぶん、彼らも僕と同じようにもっと大きなものを見ていれば数百万で満足することなく、もっともっと上を目指すことができたんだろう。
 
たとえば、アメリカで成功しているインフォビジネスには、Eブックだけを売って年商8億円とか、ナンパ系の商品で20億。

もっとでかいので言うと、100億、200億、300億のビジネスがある。

彼らのやってる事は僕らのやっている事と、ほとんど同じだ。

  「T hink b ig ! !」
 
不動産王のドナルドトランプはこう言った。

あなたの考えを大きくしない限り、ビジネスがそれ以上に大きくなることはない。

自分の考えよりもビジネスが大きくなるなんてことは絶対にないのだ!

僕は2年前に会社を立ち上げた時にとりあえず、「10億円」と言う目標を立てた。

もうスグこれは達成するんだけど、今度新しい会社で「30億円」と言う目標を立てた。

実際どうなるかはやってみないと分からないけど、30億と目標を立てれば、3億は多分簡単に行くだろう。

30億行かなかったからと言って、誰からも責められるわけではない。

ちょっと自分のテンションが下がるだけだ。
 
しかし、こう大きく考えることによって、思考の枠が外れるので大きなことができるようになる。

3000万円を目標にしていたら、おそらく何にもできないだろう。

(だってする必要がないんだから、アイディアも浮かばない)

from 小川忠洋


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