情報ビジネスの終焉 No7

インフォ・ビジネスビジネスとは何か?
考えてみて欲しい。

僕らの周りにはインフォ・ビジネスがたくさんある。

新聞は何を売っているのだろうか?

紙っぺらと広告が見たいから、あなたは新聞を買っているんだろうか?毎月3,4000円も払って?

本屋は何を売っているんだろう?本屋は何年前から存在してたのか?グーテンベルクが印刷機を発明したのが、1447年だから560年前くらい?
本屋が扱ってるのは紙とインクだけか?

違う、彼らが売っているのは僕らと同じ“情報”だ。

そして、今の時代。発行される本の数は毎年毎年うなぎのぼりで上がっている。

つまり、それくらい情報の量が増えているのだ。

音楽CDは何を売っているのか?映画のDVDは何を売っている?プラスチックの盤面を売っているのか?違う、違う。

その中に入っている情報だ。それが映画だったり、音楽だったり、教育だったり、ノウハウだったりする。

インフォ・ビジネスは知的財産ビジネスだ!

そう。世の中には死ぬほど大きな情報マーケットがある。

それは今あるだけでも、死ぬほど大きいが、新しくいくらだって作ることができる。いくらだって生まれてくる。
 
新しい問題が発生したら必ずそれに伴う、解決法、ソリューションの情報マーケットが生まれるものだ。

インターネットが普及してウイルスの問題が出てきたら、それに対する解決法(ここではノートンなどのソフトだが)が必ず大きなマーケットとして生まれる。
 
何十年か前は、アメリカにも肥満の問題はなかった。

ちょっと太ってるくらいのほうが美しいとされていた。

しかし、今は肥満は大問題。そしてそれを解決する情報の市場は果てしなく膨れ上がってる。

アメリカの本屋に行くとダイエットのコーナーがめちゃめちゃでかい事に気がつくだろう。
 
肥満と、一括りにしてしまえば、あれだけど、例えば、年代によって抱えている問題の細かい部分はそれぞれ異なってくる。

10代が抱えている肥満の問題と50代がかかえている肥満の問題は全く違う。
 
男と女でも違うし、働いている職種によっても違うだろう。

オフィスでパソコンを一日中いじっている30代のビジネスマンと、20代の若い女の子が抱えている肥満の問題は全く違う。
 
そして、それらの解決法も全く別ものになる。つまり、全く別のマーケットになるということだ。
 
わかるかな?その解決法こそがインフォ・ビジネスだ。その解決法をどのような形で提供するか?答えはEブックだけではない。

何十種類とあるのだ。でも何10種類あったとしても、基本は同じこと。

インフォ・ビジネスはソリューション・ビジネスなのだ!
 
ノウハウと言うものは、ある問題を解決するためのソリューションの一つだ。

そして、同じ問題でも、抱える人によっても違えば、場所によっても違う。

問題は、とても深く繊細なものなのだ。

ところが現在の“情報ビジネス”で呼ばれているノウハウというのはいわゆる“こて先のトリック”の事だ。
 
考えてみよう。世の中には様々な問題がある。

“新規客を獲得する”という事一つとっても、医者と喫茶店では悩みや問題点が全く違うし、東京と地方でも全く違う。

おお!この世にはこんな業種が何種類あるだろう?
 
こんな事を、いろんな分野にわたって語る事ができる。

まあ、そんな事をしても時間の無駄なので、それはそれで、あなたの想像力に任せることにしよう。

でも、マーケットが無限にあるという事、ビジネスチャンスが無限にあるという事は分かってもらえたかな?
 
結論:ノウハウやトリックを売る情報ビジネスは死に向かっている。

しかし、インフォ・ビジネスはなくならない。

それどころか、これからどんどん膨らんでいく…
 
もちろん情報ビジネスをスタートすれば、簡単に儲かるという時代は終わる。

いや、終わりつつある。

何年か前までは、ネットにEブックをアップロードして、ある程度のセールスコピーを書いてオーバチュアに広告を出しさえすればそれなりに儲かった。
 
しかし、今、お客はどんどん、疑い深くなってきてるし、オーバチュア等の広告の審査も通らない。

そして何より重要な事に、ライバルがどんどん増えてきている。
 
アフィリエイトビジネスなんかを考えてみると分かりやすい。

今、アフィリエイターはどんどん増えてきてるにも関わらず、それに伴ってお客が増えているかといえば、そうでもない。

アフィリエイターの増えるスピードのほうが圧倒的に早いのだ。
 
なので、たくさんのアフィリエイターが同じ商品を告知することになり、結果として、一人あたまの売上、利益は減っていく。

同じような事がインフォビジネスで起きているわけだ。

事実。どんどん、どんどん、競合が増えてビジネスはやりにくくなっている。
 
さて、こんなに悲観的なことを言って僕はあなたを落ち込ませたいのだろうか?

“情報ビジネスの死”の名前の通り、これは暗いレポートなんだろうか?違う、違う。
 
もちろん、このままあなたが従来のやり方、考え方を変えずに情報ビジネスを続ける、あるいは参入したなら、“死”に向かうだろう。
 
今の時点でほとんどの情報起業家はこのビジネスのほんの一部、本当にほんの一部しか見えていない。

もっといろいろなビジネスのやり方があるのに。

もっともっと潜在的に売上を上げれるのに、もっともっとたくさんの種類の商品を作って販売することができるのに、それを見逃しているのだ。

from 小川忠洋


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