情報ビジネスの終焉 No12

Q「ここ数年で最も成功したインフォ・ビジネスは何だと思う?」
 

この数年で一番売れた、商品だ。何だか知ってるかな?

このページで答えを言ってしまうと考える余地がないので、答えは次のページに書いておこう。
 
さあ、考えて。この1年でもいい。何が一番売れた商品だろう?




さあ、答えは出たかな?ここでもしあなたが「7デイズ」とか言ってるなら、まだまだ、情報起業家の枠を出ていない。インフォ・ビジネスで最も成功したのは、、、
 
ビリーズ・ブートキャンプだ。
 
ビリーズ・ブートキャンプは、ビリーブランクスというフィットネストレーナーが自分のトレーニングをDVDに収めて4本セット12800円くらいで販売したもの。

名前は「7日間集中プログラム」
 
これはインフォ・ビジネス以外の何物でもない。
 
さあ、目が覚めただろうか?これがインフォビジネスだ。

もし、ビリーブランクスがこのフィットネスDVDをEブックにして売っていたらあなたは正しく答えられただろうか?
 
視点を変えて、周りを見渡してみると、このような例はたくさんある。

僕が知っている日本で一番売れている英語のインフォ・ビジネスはエスプリラインだ。

この会社は、英会話のレッスンをCDに詰め込んで、そのCDを毎月送るというプログラムを販売している。

そして、その英語教材をあらゆるメディアで販売している。
 
ヨガのDVDは本屋に行けばいろんな人が出していることに気がつくだろう。
 
実際、先ほど出てきたプロアクティブTV通販のガシーレンカーは、ニキビケアだけを販売している会社ではない。

昔は、インフォメーション・プロダクトも販売していた。
 
何だと思う?
 
ナポレオンヒルやアンソニーロビンスなどのテープセットだ。

これは、もちろん説明の必要はなく、インフォ・ビジネスだ。
 
これらの会社が売っているのは全て「情報=インフォメーション」である。

だれも、CDの盤面を売ってるわけではない。

中身の情報を売っているのだ。

そして、この情報と言うものは、これからの社会で最も成長する分野になるだろう。
 
セミナーとか教育に関するビジネスはほぼ全てインフォ・ビジネスと呼べるだろう。

セミナーでは何を売っているのか分かるよね?そう。

インフォメーション(情報)あるいはソリューション(解決策)だ。
 
他にも様々なパッケージでインフォメーションを販売することができる。

本当にいろんな形式があるので、これが「インフォビジネスだ!」と言い切ることが難しい。

基本は、価値ある情報をいろんなパッケージで販売しているのがインフォビジネスである。


JPDKとは?

1991年。ジェフポールは元々ファイナンシャルプランナーだった。

彼はファイナンシャルプランナー向けにテレマーケティングのやり方を教えるインフォ・ビジネスをやっていたが、全くうまくいかず、結果、家をなくし借金が1000万円にまで膨らんだ。

実際、彼は妻と子供ともに妹の家の地下室を借りて生活していた。

そんな中、彼はダンケネディと出会う。

ケネディの約30万円のセミナーで彼はケネディにアドバイスを求めた。

実際、彼のマーケティング手法はかなりいい線までいっていたので、ケネディのちょっとしたアドバイスを取り入れると、彼のビジネスは軌道に乗り出した。

※ジェフポールは借金まみれの中、ケネディの30万円のセミナーに参加した。

実際、彼はセミナーの料金を払うお金がなかったので、クレジットカードを2,3枚使って料金を払った。

1年後、自分の家で展開していた彼のファイナンシャルプランナー向けインフォビジネスは月に20万ドル(2000万円)稼ぐようになっていた。そして、新しいマイホームを買うことができた。

そして、それを元にインフォ・ビジネスをやりたい人のためのビジネスを作ることになった。

師であるダンケネディと共に。

それが、JPDKモデルである。

JPDKのマニュアルは売れに売れて、15万人以上の人がこの商品を買うことになった。

TV通販もするようになった。

そして、このモデルに従ってたくさんのインフォ・マーケターが生まれた。

今、アメリカで成功しているインフォ・マーケターやインターネット・マーケターはほぼ全てケネディのJPDKモデルから生まれている。

今インターネットマーケターのヤニク・シルバーも昔は整形外科医向けのJPDKからスタートした。

JPDKモデルと言うのは、簡単に行ってしまえば、ニッチマーケットに対して、インフォビジネスをするモデルである。

ジェフポールが元々、ファイナンシャルプランナー向けにやっていたインフォビジネスがとてもうまく行ったので、それをモデルにしたのだ。

ごちゃごちゃ説明しても分かりづらいと思うので、例を挙げて解説しよう。

ビルグレイザーは、今から13年前の1995年、あるセミナーでダンケネディの事を知った。

彼はケネディの商品「マグネティック・マーケティング」をその場で購入した。

ビルは早速ケネディの戦略を自身のスーツストアに適応した。

結果、その当時はスーツ業界に大きなトラブルがあり、半分近くの独立系スーツストアが閉店に追い込まれる中、ビルのお店は1年で37%も成長した。

そして、次の年は31%成長。

そして98年。ケネディのニュースレターを読んでいると、彼がビルの地元にセミナーに来ることが分かった。

なのでビルはケネディにコンタクトをとった。

「純粋にお礼がしたいのでご飯をおごらせて欲しい。決してあなたの知恵を借りようと思っているわけじゃない。心からお礼がしたいだけなんです」

ケネディから返信があった。

「もし、私と一緒に食事をして、私の知恵を借りないなら・・・・あんたは頭がおかしい」

そして、ビルグレイザーは自分の書いた広告やマーケティング素材をケネディに見せた。

内容はとても良くできていたので、それをほかのスーツストア向けにインフォ・ビジネスとして展開すべきだとアドバイスを受けた。

スーツストアを経営するかたわら、サイドビジネスで始めたインフォ・ビジネスは、あっという間に数億単位の規模になった。

そしてその手腕を見込まれ、ビルはケネディのビジネスの運営を任されることになった。

現在、ビルはスーツストアを2店舗、自分のインフォビジネスとケネディのインフォビジネスの4つのビジネスを運営している。


エドオキーはJPDKモデルを知った時、時給800円のバーテンダーだった。

そして、このバーテンダーはインフォビジネスに参入することを決意。

どのマーケットがいいか考えた結果、歯医者をターゲットにすることにした。

そして、歯医者にいかに新規客を獲得するか、いかに売上、利益を上げるかといった教材やニュースレターを販売。

スタートして数年で数億円単位のビジネスになった。

面白いのはエドは歯医者のビジネスを何も分かっていなかった。歯医者の経験もない。


ロリーファットは、カナダの外食産業のセールスマンだった。

そして、レストラン業界に向けて、レストランオーナーがどうやって売上を伸ばせるか?という教材を作って販売した。

それから様々な集客ツールやニュースレター、毎年のセミナーイベントなど、大きく展開し、自身も3社の外食関連企業を経営、うち50億円以上の売上のある1社を世界的な外食企業に売却した。

現在は、彼のレストランオーナーグループで共有できるポイントシステムを提供している。

このポイントシステムは当初のビジネスよりとても大きくなっている。
 

これがJPDKモデルだが、これはインフォビジネスの一部のビジネスモデルにすぎない。

さあ、考えてみよう。あなたの周りにどんなニッチマーケットがあるだろうか?

パッと考えてみるだけでも…

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from 小川忠洋


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